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カナダの Aiguisatek 社は VOLLMER とともにコロナ危機を克服 2021-06-15
概要工具メーカー Aiguisatek 社の所有者であり経営責任者であるリサ・グーレ(Lisa Goulet)氏は、「新型コロナウィルスの感染拡大による規制が最も厳しかった時期には、私たちの会社の実績は 30 % にまで落ち込みました。従業員は自宅に留まらなければならなかったので、低下した生産レベルを 2 人で処理するという課題に直面しましたが、VOLLMER の研磨技術による自動加工により、この課題を完全に成し遂げることができました。」とお話してくださいました。
無人加工で生産量が 3 倍に
リサ・グーレ氏の他に Aiguisatek 社の 14000 ㎡ の工場に立ち入ることができたのは、もう一人の所有者であり経営責任者であるジョナサン・リバーディ(Jonathan Riberdy)氏だけでした。カナダのケベック州デルソンに住んでいる同社の他の 13 名の従業員は、地域のコロナ規則のために外出を禁じられていました。ND 250 オートメーションシステムを備えた VOLLMER の CHD 270 研磨機により、超硬チップを備えた丸鋸ブレードの 24 時間無人加工を達成することができました。ND 250ロボットシステムの積載用台車は、最大で 450 個、重量にして 1.5 t の鋸を積載することができます。2019 年に Aiguisatek 社が購入した CHD270 と ND 250 とのコンビは、毎日 7 台の手動操作機械で 10 時間かけて処理していたのと同じ 1 日当たり生産量を達成しました。それにより同社は丸鋸の加工数を、週当たり 350 個から 1000 個へとほぼ 3 倍にすることができました。
高品質と 2 倍の再研磨回数
それに加えて Aiguisatek 社は、CHD270 により丸鋸の品質向上も達成しています。これについて決定的な役割りを果たしているのが自動化された鋸のセンシングで、反復プロセスにおいてばらつきのない研磨品質を保証します。検査報告の作成機能によりお客様は、加工から直近の再研磨に至るまでの超硬チップ付き丸鋸のライフサイクルを遡って確認することができます。VOLLMER の研磨機はあらゆる刃を最小の研削量で研磨することができるので、Aiguisatek 社は丸鋸を最大 25 回再研磨することができ、この値は平均して競合他社より 2 倍多くの再研磨が可能なことになります。
35 年前から VOLLMER に信頼を寄せる Aiguisatek 社
マリオ・ディオン(Mario Dion)氏とリサ・グーレ氏の父でありジョナサン・リバーディ氏の祖父であるコンラート・グーレ(Conrad Goulet)氏による 1986 年の企業設立以来、Aiguisatek 社は VOLLMER の研磨ノウハウに信頼を寄せてくださっています。最初の Akemat 自動研磨機は、今でも毎日使用されています。そして 2013 年、カナダの小さな町デルソンにある同社にビーベラッハから VOLLMER の新しい CP 200 研磨機が納品されました。
ジョナサン・リバーディ氏は、「当時はスコアリングソーの需要が急増していて、Akemat 研磨機での手動加工では鋸1枚当たり最大 15 分の所要時間が必要でした。CP 200 を購入したことで、所要時間を 4 分未満に短縮しただけではなく、再研磨における品質も向上させ、複雑な形状の丸鋸も加工できるようになりました。」と回想されています。
毎年約 25 % の成長を遂げる Aiguisatek 社
Aiguisatek 社の丸鋸は、木材、金属、複合材といった種々の材料の加工に使用されています。同社のお得意様の約 90 % は、家具、窓枠加工業者を含む木材加工業者で、さらに建築関連企業の顧客もあります。2015 年より Aiguisatek 社は超硬丸鋸の他にダイヤモンド切削工具の加工も行っており、これまでに売上げの 1/3 を占めるまでになっています。この製品ラインナップの拡張により同社は、地域を超えてケベック州およびオンタリオ州の新しい顧客を獲得することができ、それ以来約 25 % の年間成長率を達成しています。
VOLLMER グループ最高経営責任者のユルゲン・ハウガー(Jürgen Hauger)は、「工具メーカーの Aiguisatek 社は、VOLLMER にとってのカナダおよび北米市場の重要性の根拠となっているだけではなく、新型コロナウィルスの感染拡大に影響されることなく研磨機自動化のメリットを実証してもいます。そのため私たちは、より効率的な工具加工を目指して研磨機の自動化とデジタル化を常に進展させ、それにより私たちの市場におけるテクノロジーリーダーとしての立場を継続的に強化していくのです。」と話しています。