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五大湖畔の工具メーカーは VOLLMER に信頼を寄せています 2021-02-08
概要米国の Great Lakes Custom Tool Manufacturing(グレートレイクス・カスタムツール・マニュファクチャリング、GLCT)社は、その名の通り顧客向けの専用特殊工具(カスタムツール)を製造しており、北米大陸五大湖の一つであるミシガン湖畔に本社を構えています。超硬合金または PCD(多結晶ダイヤモンド焼結体)を装着した工具および丸鋸を加工するために、同社は合計 19 台の VOLLMER 製機械を使用しています。シュヴァーベン地方(ドイツ)の研磨機スペシャリストである VOLLMER は、最近ワイヤー放電加工機 VPulse 500 と工具研磨機 VGrind 360 を GLCT 社に納品しました。
ペシュティーゴはミシガン湖からほんのわずか離れたところにあるウィスコンシン州(米国)の小さな町で、人口は約 4000 人ほどです。そのうちの約 80 人は、40 年以上前にラス・マーティン(Russ Martin)氏が設立した工具メーカー Great Lakes Custom Tool Manufacturing(GLCT)社で働いています。今日に至るまで、ラス・マーティン氏は御子息のレイ・マーティン(Ray Martin)氏とともに GLCT 社の歴史を創り上げてきました。1979 年以来同社は五大湖地方において、超硬合金または PCD を装着した顧客向け専用特殊工具と丸鋸を開発しています。GLCT 社の製品は、初めのうちは主に木材加工業者に納品されていましたが、2004 以降同社では金属加工業者を対象とした事業も強化しています。
GLCT 社の最高経営責任者(CEO)であるレイ・マーティン氏は、「私たちは、ローカルな再研磨業者から、世界中で事業を展開する木材および金属加工向けの特殊工具メーカーへと発展してきました。私たちの製品、サービスおよびサポート、そして投資と技術革新が対になった企業文化の統合が、アメリカおよび世界市場における成功の土台です。」とお話しされています。
GLCT 社の加工工場には、50 台を超える CNC 制御機と多数の手動操作される機械、そして検査および測定用装置が設置されています。これらの設備により同社は、木材、金属あるいは複合材を切断および切削するための約 70,000 の製品を開発しています。この米国の工具メーカーは、設立以来シュヴァーベン地方、ビーベラッハの機械メーカー VOLLMER の研磨に関する専門技術に信頼を寄せています。同社が PCD を装着した丸鋸および切削工具の加工に使用しているのは、何よりVOLLMER 製の放電加工機なのです。GLCT 社が PCD 工具の事業強化に乗り出して以来、VOLLMER 製の新しい機械がミシンガン湖畔に 1 台も納品されなかった年はほとんどなく、これまでに納品された機械の中には、24 時間連続の無人操業に対応したローディングシステムを備えた QXD 250 など、オートメーション機能を備えた多数の放電加工機があります。2018 年に GLCT 社が敷地をちょうど10,000 ㎡ に拡張した際には、同時に 5 台の新しい VOLLMER 製機械が工場に納品されました。そのうちの 1 台は、最大 16 個の工具に対応した外部ローディングシステムを備えたワイヤー放電加工機 VPulse 500 でした。この QWD シリーズの後継モデルは、新しいジェネレータ技術により先行モデルより大幅に短い時間で PCD の刃を研削することができます。
レイ・マーティン氏は、「VPulse ジェネレータを装備した新しい機械は、これまでの QWD 機械と比較して 20 % 以上生産性に優れています。切削工具の表面品質も以前より良好になった上、 VPulse 500 は、直観的に操作できるユーザーインターフェースを提供する最新の VOLLMER プログラムシステムを装備しています。これにより生産時間を短縮できるだけでなく、加工ミスも減らすことができるのです。」とお話しされています。
コロナウイルス危機に翻弄された 2020 年にも、1 台の新しい VOLLMER 製機械がミシガン湖畔の GLCT 社に納品されました。納品された機械は、PCD を装着した丸鋸の歯の先端を研削できるディスク放電加工機 QR 270 でした。現在 GLCT 社では合計 19 台の VOLLMER 製研磨機が、工具の滞りない製造、修理および再研磨を実現しています。
同社にとって VOLLMER は、PCD 工具および丸鋸の加工だけではなく、工具研磨に関しても最も重要なサプライヤーです。GLCT 社は、五大湖から西へ約 2,700 キロ離れたアイダホ州(米国)のオロフィーノにある姉妹会社である AAA Precision Tool & Cutter Grinding LLC 社向けに、研磨機 VGrind 360 を購入されました。AAA Precision Tool 社では、2 本のスピンドルが垂直に配置された VGrind 360 により超硬工具をより迅速に加工するだけでなく、工具の表面品質も大幅に向上させることができました。
VOLLMER グループ最高経営責任者のユルゲン・ハウガー(Jürgen Hauger)は、「北米市場は VOLLMER にとって非常に重要なもので、2019 年にペンシルベニア州(米国)に新しい社屋を建設して米国におけるプレゼンスを強化しました。新社屋の建設により成長をさらに北米全域に拡大し、お客様にさらなるサービスとより高度な革新技術を提供できるようになりました。」と話しています。